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雪は天より送られた手紙である

529 名前:ファスナー・ドメスティック 投稿日:2007/02/27(火) 21:01
それはな、1974年、ハンガリー出身の理論物理学者シュワルツによって提唱された、未完成ながらも宇宙のすべてを明らかにする究極の理論、「暗在系」のひとつの表現形式と考えられる「プランク・スケール」という現在の数学が扱える極限の寸法10のマイナス33乗センチメートルという極微のヒモであるというスーパーストリング理論(超ヒモ理論)の事を言う。理論の内容は、振動する10のマイナス33乗センチメートル程度の大きさのヒモが基本単位であり、その振動の仕方やエネルギーによってすべての素粒子ができるというもので、宇宙の物質やエネルギー、さらに時空の姿を明らかにするもっとも有力な究極の理論といわれている。自然界のすべての物質は点状の素粒子ではなく、ヒモからできているという考え方からはじまっている。点状の粒子をもとに量子効果を計算すると、無限大になってしまうのだが、ヒモに拡張するとそれらが有限になる。その結果、この研究が進展するにつれ、これまでの物理学の問題が解決する可能性が出てきた。スーパーストリングス理論は、もちろん宇宙論にも影響を与えていて、この理論に基づく宇宙論では、宇宙は9次元の空間と1次元の時間で誕生し、誕生の10のマイナス43乗秒後くらいで6つの空間の次元が縮み、残された1次元の時間と、膨張した3次元空間とで現在の宇宙が形成されたとされている。

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