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AAスレ　8th Edition

332 名前：「バカの嵐」（六） 投稿日：2004/03/27(土) 01:15

お見合いは東金旅館で行われた。絵に書いたようなお見合いの席に、
挨拶をしに来たのは「ハアハア」と息の荒いあやしいこの男。
サトウキビ運搬で一代にして財を築いた鉄道王の長男、通称「車掌」
という。車掌はこの美しい女性、姉に恋をしてしまうのであった。
しかし挨拶のため顔を上げた瞬間、姉は「きゃ〜」と絶叫をあげる
のであった。結局お見合いは断り、姉は田城家の生活に戻り、
しばらく平穏な日々が戻った。父は、「娘に悪いことしたな〜
まさかあんな変態が現れるとはなぁ〜トホホホ...」
ところがある日、車掌が田城家を訪ね、なんと姉を嫁に欲しいと
言い出したのだった。父は 慎んでお断りし、姉もまた全くその気が
ないということを伝えた。だが、そんなことで車掌は引き下がらなかった。